第109 回日本社会情報学会定例研究会(社会統計調査研究部会担当)
テーマ: 「インターネット調査の課題と可能性」
趣旨:
情報技術発展の一つの契機は、アメリカの全国世論調査であった。それほどに
社会調査と情報技術とのかかわりは深い。情報技術は、膨大なデータを瞬時に
集計し、分析することを可能にしたのである。
しかし、近年、社会調査はいくつかの点で曲がり角にさしかかっている。
たとえば、家庭のあり方が変化してきたこと、また、人々の個人情報保護の
意識が高まってきたことにより、調査票の回収率が低下してきている。
また一方では、インターネット調査という新たな調査手法も開発されている。
しかし、その統計学的、調査学的検討はいまだ不十分である。
本研究会は、インターネット社会における社会調査にかかわる、こうした様々な
課題に取り組み、また新たな可能性を展望することを目的とするものである。
日時:12月15日(土) 13時〜16時30分
会場:学習院大学
西5号館303教室
(会場は、目白駅下車すぐです。:http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html)
主催
日本社会情報学会(JASI)(社会統計調査研究部会)
共催
学習院大学政治学研究科e-democracy研究会
要事前申込(12月7日〆切)
定員に達し、お断りする場合のみ、ご連絡をさせていただきます。
参加費 無料
申込先 日本社会情報学会(JASI)事務局<jasi@jade.dti.ne.jp>
プログラム
司会進行
小豆川裕子(NTTデータ システム科学研究所)
1.会長挨拶:13時00分〜13時05分
2.企画趣旨と全体説明:13時05分〜13時10分
3.「インターネット調査回答者の特性」:13時10分〜13時50分
厚生労働省 情報公開文書室長兼東京大学社会科学研究所准教授
本多則惠様
質疑応答:13時50分〜14時10分
休憩:14時10分〜14時20分
4.「社会統計調査の歴史的現在(仮)」:14時20分〜15時00分
株式会社日経リサーチ 取締役 鈴木督久様
質疑応答:15時00分〜15時20分
休憩:15時20分〜15時35分
5.「社会調査・世論調査にインターネットをどう活用するか(仮)」:15
時35分〜16時05分
ネットレイティングス株式会社
代表取締役社長 萩原
雅之
様
質疑応答:16時05分〜16時25分
6.閉会の挨拶 16時25分〜16時30分